GUNMA INNOVATION AWARD

群馬イノベーションアワード受賞者決定!

受賞者紹介

渋川市赤城町の赤城山麓でソバを栽培する農業生産法人に勤務する。従来、ソバは収益性が低いため専作に向かないとされてきたが、耕作面積を増やし、夏、秋の2期作で収穫を増やし、そば粉の加工販売を手掛けることで経営を安定させた。

かつてそば店を経営していた父の真佐実さんが「そば屋が欲しいと思うソバを作りたい」と一念発起。2005年からソバ栽培を始めた。耕作放棄地を積極的に借り受け、里山の再生にも貢献している。6次産業化に当たって雄基さんを農業に誘った。

耕作地は夏ソバ70㌶、秋ソバ85㌶と、延べ面積で東京ドーム33個分にまで広がった。ソバ殻と鶏ふんを肥料に使い、無農薬栽培にもこだわる。昨年12月にソバの実の選別、脱穀、製粉用機械を導入。そば粉の販売先は現在17都府県の約100軒のそば店に広がっている。


大賞をいただいたからには、群馬の農業にイノベーションを起こしていきたい。



リンドウによる地域振興を目指していた高山村の生産者組合の求めに応じ、2010年にリンドウ研究に着手。専門的な育種手法と組織培養技術の活用でオリジナル品種の開発や独自の栽培技術を確立した。

培養が極めて困難とされる彼岸用品種の種苗登録出願を実現したほか、促成栽培技術も確立したことで、村の栽培面積と出荷本数は急増した。 結婚式のブーケ用として海外への輸出にも意欲を示し「プランは中山間地域の農業振興のモデルになる」とまとめた。


高山村のリンドウの活動を多くの人に知ってもらえてうれしい。この取り組みを今後も発展させていきたい。



シャッター街となった商店街を再生させるため、空き店舗を活用して映画街を生み出すビジネスを提案した。空き店舗一軒一軒をシネコンのスクリーン一枚一枚に見立てて作品を上映。映画というコンテンツで若者を呼び込み、学生の力で再生を目指す。

プランは前橋市千代田町のオリオン通りをモデルに調査、立案した。同様のビジネスモデルを衰退に苦しむ全国の商店街に広げる夢を語り「若者の地元愛を取り戻す」と力強く述べた。


昨年は客席からステージを見上げていた。いつか立ちたいと思っていた舞台で楽しく発表できてよかった。



「『手芸版レシピサイト』倉庫に眠る生地の在庫が笑顔を広げる!」のテーマで入賞した。

手芸・洋裁は若者や高齢者の趣味として、安定的な規模の市場があることを説明。繊維関係企業の倉庫に眠る在庫を一般消費者に届けようと、運営している洋服のパターンレシピ無料ダウンロードサイトを活用し、アウトレット生地を販売することを提案した。

アパレル業界で十数年働いた後に起業。今月「Huggyhuggy」を法人化した。


群馬の一大産業だった繊維産業の負の遺産を資産に変えたい。来年1年で事業を本格的に始動させる。



足裏の土踏まずのばねが持つ力に着目した高機能の中敷きを普及させ、健康やスポーツ選手の記録向上を支える事業を発表した。

土踏まずのばねの機能が低下すると、体に痛みが生じたり、姿勢が悪くなるなど、健康に悪影響が出ると指摘。同社のインソールは土踏まずの機能を補助し、痛みの軽減や運動機能向上に効果を発揮している。

今後は市場シェアの5%に当たる400万足の供給を目指す、と意気込みを語った。


発表に向けて取り組む中で事業の方向性や具体的な手段が鮮明になった。他のプランを聞き勇気づけられた。



家族が果樹園経営。流通しない果物を「もったいないフルーツ」とし、活用提案した。もったいないフルーツはジャムやジュースに加工されることが多いが、利益率が低い上、マンネリ化を懸念。「アイス春巻き」を開発した。収穫時期に合わせて中身を変えることによるリピート効果と、季節限定による期待感を重視。「群馬の新たな観光資源に育てたい」と強調した。


大きな舞台で緊張したが、言いたかったことをしっかりと伝えられた。審査委員特別賞がもらえてうれしい。